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友達に奨められたマンガを読んでみたら、
「あれ、これって雑誌で一話だけ読んだことあるな。」
ってことがあると思うんです。
タイトルも覚えてないような状態なのに、
意外なことに大雑把なストーリー展開だけでなく、
事細かなセリフなども以前に一度読んだことを覚えています。
人間の脳はずいぶん変なことを覚えているものです。
特に覚えようと努力をしなくても、余計なことまで覚えちゃっているのです。
私たちは覚えられないのではなく、
覚えていることを取り出せないだけなんですね。
勉強とは、自分の都合のいいときに都合のいい記憶を
取り出す方法を練習することなのです。
ただし、思い出すためには少なくとも1回は脳を通っている必要があります。
一度も聞いたことがないことは絶対に思い出すことはできません。
勉強が大キライ。
暗記が苦痛でしょうがない。
それならそれでもいいです。
暗記なんてしなくていいです。
覚えなくていいですから、少なくとも1回だけは脳に通しておきましょう。
「ファーニチャー」「プランター」。
ちょっと買い物に行くだけでも街には外来語があふれています。
大人になったとき普段の生活で目にする外来語の意味が
全くわからないのと、とても恥ずかしい思いをします。
分類モードだけでいいですから、1回だけやっておきましょう。